この本を読むと
- 「永遠に売らない株式投資法」の概要
- 株式投資の基礎知識
- 売らないで資産を増やす株式投資方法
がわかります。
- 投資をやってみたいけど怖い
- ギャンブルじゃない投資を知りたい
という方にオススメです。
まっとうな株投資は「保有し続けること」
この本には、「株式会社の基本から本来の株式投資の方法」が書かれています。
「本来の」というのは、稼ぐことは少し横へ置いておいて、「企業を応援する」という意味の株式投資です。
本の中では「まっとうな株投資」と呼んでいます。
具体的には、成長性を兼ね備えた企業に超長期に投資します。
専門用語を使うと、バリュー投資とグロース投資のいいとこ取り…だそうです(^_^;)
この投資方法を「まっとう」と伝えている理由は
- いちばん儲かる投資である
- 社会の発展に結びついている
ということです。
この本ではいちばん儲かる投資というのは、
「時間をかけて成長を続けていき、その規模や売上、利益が何倍にも何十倍にも、時には何百倍にも膨れ上がっていくような企業の一部を、そうなる前の段階において株式という形で保有しておくこと」
と言っています。
そんな希望のある企業を見つけるための具体的な方法も後半で教えてくれてます(*^^*)
そして福山さんは
「長い時間をかけて忍耐強く企業の成長に投資する人たちが増えると、社会はどんどん明るくなる」
と言っています。
企業が成長すればお給料が上がって、上がったお給料で消費が増えて、更に企業が成長できる。
そうすれば日本全体が成長していくよね!
という、とっても素敵なお話です♪
著者の福山貴義さんってどんな方?
福山貴義さんは投資家でありながら、投資哲学研究家でもあります。
「年収180万円、貯金ゼロ、サラ金からの借金30万円」というところから投資をスタートして、今は世代の平均を超えるほどの資産があるそうです。
実は私、投資哲学を研究する方がいるんだ~って今回初めて知りました(笑)
投資哲学って言うのは簡単にまとめると、「投資家の方がそれぞれ持っている信念」という感じです。
その信念を守ってみんな投資をしている、ということですね。
福山さんの投資哲学が本にはっきり書いてあるわけではありませんが、読んだ感想としては、
「投資している企業一つ一つを愛し、大きく育ってほしいと日々願っている」
という思いをめちゃめちゃ感じます(*^^*)
この思いがあるから企業の成長を信じて株を持ち続けるということができるのかもしれませんね!
株式の基本が学べる、株投資法
ひめねこの感想です。
「株式会社ってそういうことだったのか!」と思うくらい基礎の基礎から書いてあります。
特に気に入ったのは、「日本の株を買う人が増えれば増えるほど、日本の企業は成長していく」という話。
お金だけを目当てにして株式投資するんじゃなくて、企業の成長に対して投資するって素敵な視点だと思います(*^^*)
軍資金が増える会社が増えたら、企業がいろんな事に挑戦できて、業績が上がれば雇用が増えたり給料が上がったりする。
そんな未来を想像したらワクワクします♪
ただ、気になったことが一つ。
「売らないことで、長期に渡って株価が上がって資産が増える」ということは分かったけど、
「売らないなら、この投資方法で生活はよくならないんじゃないの?」という疑問。
資産が増えても使えないなら儲けるという意味はないような気になってしまいました。
でも福山さんが実際に年収180万円から脱出したのは事実なので、
福山さんの次の本で
- 実際にどのように資産が増えたのか
- 今はどんな生活をしているのか
に触れていただけることを期待しています(*^^*)
まとめ
いかがでしたか?
「ビビり投資家が考えた、買ったら永遠に売らない株投資法」の魅力が伝わっていたら嬉しいです(*^^*)
記事の内容をまとめると、
- 投資をやってみたいけど怖い
- ギャンブルじゃない投資を知りたい
- 投資をすればするほど企業は成長していく
- 企業の成長を応援する「まっとうな投資」が一番儲かる
株式投資の基礎から売らない株投資法までしっかり勉強できるので、
ぜひ読んでみてくださいね♪