この記事を読むと、
- 「僕が親ならこう育てるね」の概要
- 現代の子育てで大事なこと
がわかります。
- 勉強との向き合わせ方に困っている方
- SNSやネットの使わせ方に不安がある方
- 子どもに幸せに生きてほしいと願う方
にオススメです。
Contents
「僕が親ならこう育てるね」の概要
この本は、ひろゆきさんが普段様々なところで発言さてれいる子育てに関して、項目別にまとめられています。
4部構成になっていて、
- 頑張りすぎない親になる
- 子どもの正しい勉強の向き合い方
- 子どもとお金とインターネット
- 日本のバカな学校&子育て環境
について書かれています。
大きくは、親は手や口を出しすぎないで、子どもを見守りましょう、ということです(*^^*)
全部が大事な言葉過ぎて、要約するのが難しいのですが…
第一章から順番に、紹介していきますね♪
「僕が親ならこう育てるね」の要約
第一章 頑張りすぎない親になる
第一章の見出しはこちら。
- 頑張らない躾が子どもの「行動力」と「好奇心」を伸ばす
- 「好きなことで生きていく」99%は負け組になる
- 「怒る」で躾られた子どもは「考えない」人間に育つ
- 他人が読めないキラキラネームを名づける親がバカな理由
- 子育てを「不安に感じる」はいいことだ
- わからずに育児をしても子どもは死なない
- 見せたくない親の姿はそもそもやらないほうがいい
- 夫婦の悪口は子どもの前で言わないほうがいい
- 「あなたのためよ」は他人のせいにする子どもに育つ
- 「家族旅行を優先」で学校を休ませる親はたいていお金がない
- 育児を”手抜き”することが子どものためになる
- 反抗期の半分は「親のせい」だから我慢すればいい
- 子どものうちに「揉める」体験をさせておく
- 子どもに失敗させる勇気を親が持つべき大きな理由
ひろゆきさんの言うことをまとめると、以下のとおりです。
- 食べ物を与えて、寝かせて、清潔にしておけば子どもは死なない
- 健全な子どもを育てるためには、親が健康で元気であることが大事
- 子どもが自分で行動できるようにするために、子どもの好奇心を見守る
- 失敗でも成功でも体験させることが大事
今の親たちは頑張りすぎということです。
母乳で育てなきゃとか、離乳食は手作りしなきゃとか、頭のいい子に育てなきゃとか。
そんなに頑張らなくても、子どもは育つし、自分の好奇心で能力を高められるということです。
子どもの将来に躍起になるよりも、親が楽しんで毎日過ごしていて、子どもに笑顔を向けられることの方がよっぽど大事ということです。
第二章 子どもの正しい勉強の向き合い方
第二章の見出しはこちら。
- 親ができないことを学ばせても無駄
- 子どもの幸せは「勉強しなさい」からは生まれない
- 子どもの「学ぶ方法」を決めつけてはいけない
- アップデートの時代だからこそ70点の大切さを教える
- 子どもには「根拠のない自信」を持たせてあげる
- 学ばせるべきは「コミュ力」より「成果を上げる力」
- 「やる気なんてない」子どもの前提を理解する
- 頭のよいほうの親が子どもの勉強を見たほうがいい
- 幼少期のイタズラできる環境が子どもを伸ばす
- 暗記教育に時間をかけても「微妙だな」と思う理由
- 9割の子どもは平凡だから宿題はやったほうがいい
- 夏休みの宿題の中にはやらなくていいものがある
- 闇雲にレベルの高い環境で子どもを教育してはいけない
- 子どもに習い事を上手にやらせる方法
- 海外留学は「語学」よりも「文化」を学ぶ
第二章で言いたいことをまとめると、こんな感じです。
- 格闘技を習わせたら、いじめは予防できる可能性が高い
- 将来の子どもの収入を心配する前に親自身が稼ぐことを考えよう
- 幸せを左右するのは身近な人との人間関係の質
- 経験で得られる非認知能力を伸ばす方が子育ては楽になる
- 子どものうちに叱られなれておくことは大事
- 子どもは気まぐれであると認識する
その子自身が幸せと思える生活ができるように手助けしよう、という感じです。
第一章でもありましたが、やっぱり大事なのは「子どもに色んな経験をさせること」なんですね。
第三章 子どもとお金とインターネット
第三章はお金とインターネットと現代の親たちがかなり気がかりにしている部分です。
見出しはこちら。
- お金の正しい使い方ではなく、間違った使い方を教える
- お金持ち以外は子どもに金融教育をしても意味がない
- 子どもに「裕福な家庭」と思わせない方がいい理由
- 「お金がなくても豊かになれる」から教えよう
- 「本当にほしいもの?」立ち止まる力を学ばせる
- 『鬼滅の刃』見せない派の親は子どもの好奇心を殺す
- ゲームは「やるな」より「とことんやれ」が正解だと思う
- インターネットは是非論でなく、どう使うかを考える
- 自宅学習はタブレットよりPCの方がいい理由
- 「スマホは何歳から?」の正解は「何歳でも」
- 大人の「わからない」で終わらせないためにネットは必要
- 「いじめ」から救うインターネットは蜘蛛の糸
- 「閲覧」はOK/「発信」はNGの線引きは親がする
- 子どもにネットの「嘘」を見抜く方法を学ばせる
第三章で大事なことはコチラ。
お金編
- お金の正しい使い方は価値観によって変わるから、間違った使い方を教えればいい
- 裕福でないのなら、金融教育より稼ぎ方を教えよう
- お金を使わない生活とお金がない時に使える制度を教えよう
ひろゆきさんが徹底して言ってるのは、お金はなくても生きていけるということです。
稼げる分のお金で生活すればいいし、稼げなければ友人や国やNPO団体に頼れば生きていけます。
お金がなくても幸せでいられるということを、子どもに知っておいてほしいですね。
インターネット、情報編
- ダメな理由が説明できないのに、むやみに禁止すると子どもの好奇心を削いでしまう
- どんなことでもとことんやれば飽きる
- 子どもを生産者にしたいならPCを使わせよう
- わからないことは検索すればいいことを子どもに教えよう
子どもはいつか大人になって自分で生活していかなければならない。
このことを親は忘れがちなんだと思います。
守ることも大切ですが、危機にさらされた時に自分を守る方法を教えることも同じくらい大切なんですね。
第四章 日本のバカな学校&子育て環境
四章の見出しは下記の通り。
- ブラック校則が蔓延る理由は学校が「面倒くさい」から
- 「先輩に絶対服従」の謎理論はなぜ生まれたのか
- 昭和の体育会系ノリは実は社会に出てから役に立つ
- 学校のいじめは「解決」ではなく、「回避」を目指す
- 不登校になったら無理に「普通の教育」を受けなくていい
- 少子化はお金をかけない「日本政府」のせい
- 大学は「無償化」ではなく頭のいい子どもを無料にする
- 母親への要求が高すぎる日本社会は毒親を生みやすい
- 赤ちゃんポストは必要。育児ができない親は一定数いる
- 「学校に行かなくていい論」は絶対に聞いてはいけない
- 「平等に育てる」は教師=仕事の人がラクをしたいだけ
- 「落ちこぼれ=かわいそう」思想が子どもを一番不幸にする
- 学校教育では「答えのない問題」に立ち向かう力は身につかない
- 日本の教育は時代遅れで無駄が多すぎる
- 義務教育で「宗教」を教えたほうがいい理由
この章は前の3つとは少し違って、「今の日本の制度がこうだから」とは「日本でこんな風潮あるよね」ということを下地に書かれています。
四章をまとめるとこんな感じ。
- 母親に育児の全てを押し付けすぎ。育児をする能力がない親を責めるのではなく、過酷な環境で生まれた子どもを救うことを考えるべき
- 日本の教育は教師がただの仕事の人が楽をしたいために平等で簡単に測定できる答えのあることしか教えてくれない
- 子どもの成長に沿った教育を受けさせることで、学校では追いつけないことも理解できる
- 「学校に行かなくていい」のは、才能を持った一握りの人だけ
- 世界では宗教でその人の生きる軸を図っているから、宗教は学んだ方がいい
子育てって女性なら誰でもできると思っている風潮が怖いなと思います。
人間だれしも能力に差があるので、当然育児の能力だけがめっちゃ低い人だって存在するんですよね。
自分ができるからといって他人もできるに決まっている、という日本らしい考えが世の母親を苦しめている部分があるんだなと思います。
義務教育についても、ひろゆきさんは落第があった方が子どもにとって良いと言っています。
生まれ月や成長速度の違いでその時は理解できなかったとしても、成長すればできるようになることを、今の日本の教育ではカバーしていないんですね。
それはもう、親は自分でやるしかないということになってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「僕が親ならこう育てるね」の魅力が伝わっていたら嬉しいです。
ちなみに、この本の印税は全国の児童養護施設にパソコンを寄贈するための費用に充てられます。
興味のある方はぜひ購入して、更にひろゆきさんの考えを読んでみてくださいね♪
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