YOASOBIの原作がサクっとわかる!星野舞夜さん他「夜に駆けるYOASOBI小説集」

この記事を読むと、YOASOBIの

  • 夜に駆ける
  • あの夢をなぞって
  • たぶん
  • アンコール

の原作の内容がわかります♪

YOASOBIの原作の内容をサクッと知りたい」

という方にオススメです!

一部、小説の重要な内容に触れるので

ネタバレされるのは嫌!」という方はここから先を読まないことをオススメします。

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今更だけどYOASOBIとは?

YOASOBIとは、2019年に結成しデビュー曲「夜に駆ける」で爆発的にヒット、

2020年紅白にも出場した2021年もめちゃくちゃ売れている音楽ユニットです。

メンバーは、ボーカルのikuraさんと作詞・作曲などを手掛けるコンポーザーのAyaseさんの二人。

小説を音楽にする」というコンセプトで活動されています。

新型コロナウイルスの影響でライブができないなど、なかなか生で拝見することができませんでしたが、

今年の12月に初の有観客ライブが日本武道館で開催されるほどの人気です。

これからもっと素敵な曲を届けてくれるのではないかと期待が膨らむユニットです(*^^*)

原作を知ると更に音楽が楽しめる

YOASOBIの原作は、

monogatari.com(モノガタリドットコム)」という小説投稿サイトに投稿された小説から選ばれていて、

Ayaseさんが小説を元に作詞・作曲を手掛けています。

一つの作品が20ページほどのモノもあるので短い時間で読み終えることができますが、

ここではそれを更に一言で簡単にお伝えしますね(*^^*)

夜に駆ける/タナトスの誘惑-夜に溶ける(星野舞夜)

タイトル通り、「死に引き付けられるタナトス(死神)に魅せられた女性に惚れ込んで、命を絶つことになる男性の物語」です。

この作品は、男性目線の「タナトスの誘惑」と女性目線の「夜に溶ける」の2作品で構成されています。

「タナトスの誘惑」の最後に男性は女性が自分にとっての死神だったと理解するのですが、

「夜に溶ける」では、そもそも女性は実在せず本当は男性が死に引き付けられていたという種明かしがされています。

背筋がぞくっとする、夏の夜に読みたくなる作品です(笑)

作品自体が短くて、その中で物語を表現しているのも素晴らしいのですが、

この作品を広げて想像してあの歌詞に仕上げるAyaseさんもすごい!

この作品あっての今のYOASOBIなんだなーと勝手に思ってます^_^

あの夢をなぞって/夢の雫と星の花(いしき蒼太)

この作品は、高校生の恋愛物語です。

先祖から伝わる能力で未来を予知できる男女が、お互いに告白される予知を見てそれを実現するために奮闘する」というお話です。

始めは女の子目線で、2週間後の花火大会で男の子に告白される予知を見ます。

なのに当日の花火大会で一向に告白されない。

「花火大会が終わっちゃう!」というところで男の子目線へ。

実は男の子は6歳の時に、高校生になってこの花火大会で告白される予知を見てるんですよね。

でも男の子が見た予知は女の子から告白されるもので、女の子が見たものと違う結果になってしまいます。

男の子はこの予知の違いを知って、両方ともが現実になる方法を考えます。

最後の最後まで本当に予知を現実にできるかわからないドキドキが味わえます

「あの夢をなぞって」でも、最後の花火が終わってほしいような、このままで居てほしいようなヤキモキした気持ちが現れてます♪

たぶん/たぶん(しなの)

別れた彼女が、何も言わずに荷物を取りに来ているのを、ベッドの中でひっそりとやり過ごしながら別れの原因を女々しく考えるお話」です。

男性がめちゃくちゃ女々しくて素敵です♪

一番無くなってしまっては困る同居人の痕跡が、

「二人で過ごした空間」

というのが男性の未練がましさを良い感じに出してます。

歌の中でも最後まで「始まりに戻ることが出来たなら、なんて思ってしまうよ

と更に強調しています(*^_^*)

未発表曲/世界の終わりと、さよならのうた(水上下波)

この本では未発表曲ですが、この物語は2021年7月に発表されました「アンコール」の原作です。

明日世界が終わるという世界で、楽器を集めている男性がピアニストの少女と出会い、世界が平和だった頃の気持ちを思い出す」というお話。

男性は「音楽にどんな意味があるのか」を少女に教えてもらいます。

少女の答えは、

「だから私たちは曲を奏でるんですよ。届かないかもしれない。響かないかもしれない。それでも、誰かに届くことを祈って」

この二人は曲を弾き続けるんですけど、男性が「世界が終わらなければいいのに」って思うんです。

それが歌の最後にもちょこっと表現されてるのが、めちゃシビれます!

1曲たった数分に物語の想いが溢れている

私の感想です。

小説を全て読んでから曲を聴くと、物語に書かれていることも書かれていない情景も一曲に全部表現されてるのが素晴らしいなと思いました!

この本を読んだら、もっとikuraさんの声が聴きたくなります♪

色んな方が色んなところで言われている通り、

Ayaseさんの作り出す世界観とikuraさんの表現力が本当に素晴らしい!

この二人だったから実現できたクオリティなんじゃないかと思います。

あ、音楽は詳しくないので、本当に私一個人の感想です(-_-;)

おわりに

いかがでしょうか?

2021年も更に活躍されているYOASOBI。

原作を知っていると、

  • 更にYOASOBIの曲を楽しめる
  • 大ヒット中のYOASOBIに詳しいとハナタカになれる

というメリットがあります(*^^*)

一つ一つの物語は短いので、本を読むのが苦手な方も簡単に楽しめます。

歌詞と照らし合わせながら読むのも、ikuraさんの歌声を聴きながら読むのもオススメですよ(*^_^*)

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